テレジーナ (Teresina)
市の北部では2つの河川がともに流れて大西洋まで続く. 合流地点は高台から眺められる環境芸術の公園となっている. テレジーナから流れるパルナイーバ川はティモンを横断し、マラニョン州との境まで続く.
テレジーナ市の人口は約87万人(2021年)である. 周辺地域はシャパダ・ド・コリスコ(Chapada do Corisco、閃光が平坦な土地を照らす)と呼ばれる. テレジーナは、世界有数の雷発生率の高い都市である.
テレジーナの最初の名前は、ヴィラ・ノヴァ・ド・ポティ(Vila Nova do Poti)といった. のち、ブラジル帝国皇后テレサにちなみテレジーナと改めた. 1852年以後テレジーナは、知事ジョゼ・サライヴァによって行政中心機能をオエイラスから移管され州都となった. また、テレジーナはブラジル初の計画都市であった(1960年完成のブラジリア、1897年完成のベロオリゾンテより古い). 都市の設計は、チェス盤を暗示するといわれてきた. 地区ことに分割されており、モカンビーニョ(Mocambinho)は最も人口の多い地区である. 街頭に数え切れないほどのマンゴーの木があるために緑の都市と称されている. 地元工芸品にはセラミックが含まれる. 地元の伝説に登場する人物、カベサ・デ・クイア(Cabeça de Cuia)を表した像がたつ.